2024年 中国地方の梅雨入り・梅雨明け時期はいつ?平年は?

中国地方 梅雨

中国地方には、巌流島の決闘や著名な政治家を輩出していることで有名な山口県、日本中の八百万の神が集まる島根県、砂丘で有名な鳥取県、今もっとも海外の旅行客に注目されている広島県、桃太郎伝説や美観地区のある岡山県と見どころが満載!

さらに日本海と瀬戸内にはさまれ、美味しい魚介類や農産物も盛りだくさん♪

そんな目玉スポットもグルメも楽しめる“両手に花”の中国地方を楽しむには、梅雨の時期はちょ~っとゴメンしたい。

というわけで、2024年の中国地方の梅雨入り&梅雨明けの時期をババン! と予想しちゃいます!

平年の中国地方の梅雨入り・梅雨明け時期はいつ?

平年の中国地方の梅雨入り、梅雨明けの時期はいつくらいなのでしょうか?

過去の気象庁のデータを調べてみると、平年の中国地方の梅雨入りは6月7日ごろ、梅雨明けは7月21日ごろとなっています。

中国地方の2024年の梅雨入りは5月30日から6月13日の予想!

過去の中国地方の梅雨入り時期のデータから予想すると、2024年の中国地方の梅雨入りは5月30日から6月13日の間くらいになりそうです。

気象庁発表の1951年から2023年までの73年間のデータを見てみると、中国地方の一番早い梅雨入りが1963年の5月8日ごろ、そして一番遅い梅雨入りが6月24日ごろとなっています。

[2024年]中国地方の梅雨入り時期はいつかの予想
データ出典:気象庁 1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):中国地方

とはいえ、実は5月20日よりも早かった梅雨入りというのが、過去73年間において2回のみ! また、遅かった梅雨入りも6月20日以降となったのがたったの4回となっています。このデータは極端に遅かった、早かった年なので起こり得る可能性としては低いでしょう。

73年間の中国地方の梅雨入りの平年時期は6月7日。また、データ(グラフ)を見ると、梅雨入り日の平均を表す線が右下がりになっているため、僅かですが徐々に梅雨入りの時期が早まってきていることが分かります。

中国地方の2024年の梅雨明けは7月17日から7月31日の予想!

観光目的で中国地方の梅雨を考えるとき、気になるのは梅雨入りよりも梅雨明けの時期ですよね~。
過去の中国地方の梅雨明け時期のデータから予想すると、2024年の中国地方の梅雨明けは7月17日から7月31日の間くらいになりそうです。

気象庁発表による過去73年間のデータをもとにして、2024年の中国地方の梅雨明けの時期を予想してみてみると、、、

[2024年]中国地方の梅雨明け時期はいつかの予想
データ出典:気象庁 1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):中国地方

このデータを見ると、過去73年間で中国地方の最も早い梅雨明けは1978年の7月3日、最も遅い梅雨明けが1998年の8月3日となっています。

7月5日以前の梅雨明けは2回、また8月以降の梅雨明けも2回と全体の割合としてはどちらも3%程度となっていますが、今年は7月前半に梅雨明けする可能性は低くなりそうです。

何故ならエルニーニョ現象が梅雨明けにはバッチリ影響を及ぼしてくれているから!

気象庁の発表によると1958年から2012年における気象庁のデータによると、エルニーニョ現象の起こっている年に中国地方の梅雨明けが遅れたのは実に54%もの高確率となっています!

そして、2018年11月から2年ぶりにエルニーニョ現象が発生しているのです。どうも2024年の中国地方の梅雨明けは遅れる傾向にあるみたいですね。過去68年間の梅雨明けの平年時期は7月21日となっていますが、平年よりも少し遅めの梅雨明けになりそうです。

エルニーニョ現象の状況によっては梅雨明けは8月に入るかも知れません……?

中国地方の梅雨期間の傾向は?

中国地方の気候は日本海側と瀬戸内側では、かなり違っています。とは言え、全体を通してみると、梅雨入りと梅雨明けが大きく違ってくるということはありません。
では、2024年の中国地方の梅雨期間の傾向とはどのようなものになるでしょうか?

 

[2024年版]中国地方の梅雨期間の予想

過去73年間の梅雨の期間を見てみると、梅雨の期間が一番短かったのが1978年の22日、逆に一番長かったのは66日となっています。大きな差があるように見えますが、大きな差があったのはかなり以前のこと。2000年以降は73年間の平均値である44日間と10日以上の開きがあるようなデータは僅か1回しかありません。

これらのことを考えあわせると、2024年の中国地方は35日から50日ほどの梅雨の期間となるのではないかと予想されます。

なお、中国地方のデータが乱高下している部分もあるとはいえ、数年単位で考えてみると平均値に大きなブレがないのは、南に四国や瀬戸内海があるから。

これらが中国地方への梅雨前線の影響を小さくしてくれているのです。とは言え、梅雨後半は影響の受けやすい西日本付近や日本海南部に梅雨前線が停滞して動きも活発になり、大雨になりやすいので注意しましょう。

まとめ

2024年の中国地方は、梅雨入りが早くなるor遅くなるか判断がつきにくいですが、梅雨明けは遅れる可能性が大!!

中国地方には世界遺産が多いのも特徴ですが、訪れるなら8月に入ってからが良いでしょう。お盆の時期なんてオススメですよ♪