2024年 北陸地方の梅雨入り・梅雨明け時期はいつ?平年は?

北陸 梅雨

日本海の恵み豊かな北陸地方。魚介もお米も美味しくって、日本人の魂のふるさとと言っても良いかもっ。さらには日本三名園の一つである“兼六園”や、建設過程が映画化もされた“黒部ダム”、絶景“東尋坊”など魅力あふれる観光スポットもいっぱい!

そんな北陸地方(福井県, 新潟県, 富山県, 石川県)を訪れる時に、気になって来るのが雨……特に夏休みに訪れるなら梅雨明けが気になりますよね! というわけで、2024年の北陸地方の梅雨入りと梅雨明けの時期について大予想しちゃいます♪

平年の北陸地方の梅雨入り・梅雨明けはいつ?

平年の北陸地方の梅雨入り、梅雨明けの時期はいつくらいなのでしょうか?

過去の気象庁のデータを調べてみると、平年の北陸地方の梅雨入りは6月11日ごろ、梅雨明けは7月23日ごろとなっています。

2024年 北陸地方の梅雨入りは6月5日から6月19日の予想!

まずは2024年の北陸地方の「梅雨入り」について、その時期を気象庁発表の1951年から2022年までの72年間のデータを参考にして、予想してみることとしましょう。

過去の北陸地方の梅雨入り時期のデータから予想すると、2024年の北陸地方の梅雨入りは6月5日から6月19日くらいになりそうです。

過去72年間の北陸地方の梅雨入り時期データの中でも目を引くのが、とびぬけて梅雨入りの早かった1956年の5月22日です。

北陸地方(新潟県, 福井県, 富山県, 石川県)の梅雨入り日 気象庁のデータ過去72年分
データ出典:気象庁 1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):北陸地方

ちなみに、その翌々年は6月28日に梅雨入りしており、過去72年間の中で1987年と並んで最も梅雨入りの遅かった年となっています。2年間の間で、梅雨入りの時期が1ヶ月以上もの差があるのにはビックリですよね!

過去72年間のうち5月に梅雨入りしたのは過去たった3回のみで、しかも1963年を最後にそれ以降59年間は5月に梅雨入りをしたことは1度もないことから、2024年も5月に梅雨入りする可能性はまずないと言えるでしょう。

また上のグラフを見ると北陸の梅雨入り時期の平均を表す黒い線が右肩上がりになっていることから、梅雨入りの時期が少し遅くなっている傾向が見えます。

なお、過去72年間の北陸地方の梅雨入りの平年時期は6月12日となっています。

2024年 北陸地方の梅雨明けは7月15日から7月29日の予想!

北陸地方の梅雨入りの時期を考えると梅雨明けは、もしかしたら夏休みに入っちゃう可能性大?!
夏休みに北陸地方へ遊びに行こうと考えている方は、特に心配ですよね~?

過去の北陸地方の梅雨明け時期のデータから予想すると、2024年の北陸地方の梅雨明けは7月15日から7月29日くらいになりそうです。

北陸地方(新潟県, 福井県, 富山県, 石川県)の梅雨明け日 気象庁のデータ過去72年分
データ出典:気象庁 1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):北陸地方

まずは気象庁発表による1951年から2022年までの72年間の梅雨明け時期のデータを見てみましょう。このデータによると、北陸地方が最も梅雨明けの早かったのは2001年の7月2日ごろ。逆に最も梅雨明けが遅かったのが1991年の8月14日ごろとなっています。

梅雨明けの時期に1ヶ月以上の差がある上、直近30年ほどは梅雨明けの時期にバラツキが大きいのが気になっちゃうところですよね~。

またグラフをみると北陸の梅雨明け時期の平均を表す黒い線が右肩上がりになっていることから、梅雨明けの時期が少し遅くなっている傾向が見えます。

残念ながら、夏休み前半の北陸地方は、晴れ間に恵まれることは少くなりそうです、、、、

北陸地方の梅雨期間の傾向は?

北陸地方――新潟県・富山県・石川県・福井県は、どの県も日本海に面し、また峻烈な山々が4県の気候風土に大いなる影響を与えています。

では、そんな日本海や山脈は、北陸地方の梅雨にどんな影響を与えているのでしょうか?
2024年の北陸地方の梅雨期間の傾向について、みていきましょう。

北陸の梅雨期間(長さ) 気象庁のデータ過去72年分

気象庁発表による過去72年間のデータを見てみると、梅雨の期間が一番短かったのが1958年の11日間。これは梅雨入りの最も遅かった年でもあり、それが大きな影響を与えているようです。

また、逆に梅雨の期間が一番長かったのが1956年と1991年の65日間。
一番短かった年と長かった年の差は、実に54日となっています。

とはいえ、梅雨の期間が10日前後というは72年間で1度きり。2024年に当てはめることのできない、稀な出来事だと言えるでしょう。また、グラフの直線が右肩下がりになっていることから梅雨の期間が短くなってきている傾向がみてとれます。

過去72年間の平均は42日間。以上のことから考えると、2024年の北陸地方の梅雨の期間は40日から50日前後くらいと考えられるでしょう。

なお、北陸地方の梅雨は、梅雨後半のみならず盛夏にかけて大雨に見舞われることが多い傾向にあります。梅雨が明けてもしばらくは油断せず、携帯用の傘を持っておくことをオススメいたします。

まとめ

北陸新幹線も開業し、首都圏からも訪れやすくなった北陸地方。雨対策を忘れずに、夏の北陸を楽しんでください。