2019年 九州地方の梅雨入り・梅雨明け時期はいつ?平年は?

九州 梅雨

日本で3番目、世界で37番目の大きさを誇る島に七つの県があるのが九州地方。昔には筑紫島(つくしのしま)という趣きのある名前でも呼ばれていたのだとか。

九州地方は2つの政令都市をもち日本の経済の一端を担う北部と、自然味に溢れ毎年多くの観光客が足を運ぶ南部とに分かれています。実は気候の面においても北部と南部とでは、その様相が変わってくるのです。

今回は、2019年の九州の梅雨入り&梅雨明けの時期や傾向を「九州北部」と「九州南部」ごとに大予想していきます!


平年の九州北部・南部の梅雨入り時期はいつ?

平年の九州北部・南部の梅雨入り、梅雨明けの時期はいつくらいなのでしょうか?

気象庁のデータを調べてみると、
  • 平年の九州北部の梅雨入りは6/5ごろ、梅雨明けは7/19ごろ
  • 平年の九州南部の梅雨入りは5/31ごろ、梅雨明けは7/14ごろ
となっています。

2019年 九州北部の梅雨入り時期を予想!

気象上で九州地方北部というと、福岡県・長崎県・佐賀県・大分県、そして大分県と宮崎県の一部を指しているみたいです。予報によっては、山口県の一部を含んでいることも。

かなり広い範囲をカバーすることとなる九州地方北部について、2019年の梅雨入りの時期を予想しちゃいましょう!

気象庁 九州北部の梅雨入りデータ65年分
気象庁発表による1951年から2018年までの過去68年間のデータによると、九州地方北部が最も早く梅雨入りしたのは1954年の5月13日ごろ、逆に一番遅い梅雨入りだったのが1967年の6月22日ごろとなっています。

5月上旬の梅雨入りも6月下旬の梅雨入りも一回のみであるうえ半世紀ほど前のことですから、2019年も九州北部が5月上旬&6月下旬に梅雨入りする可能性は低いと言えるでしょう。

それよりも気にしなくてはならないのは2015年から続くエルニーニョ現象の影響です!

エルニーニョ現象の影響を受ける年は、九州地方北部の梅雨入りは平年通りとなったのが24%。そして、早くなる傾向にあるのが38%、遅くなる傾向にあるのが38%となっております。

平年通りの梅雨入りが6月2日ごろであることと、年々梅雨入りが早くなってきている事を考え合わせると、2019年の九州地方北部の梅雨入りは早ければ5月25日から5月31日、遅ければ6月2日から6月8日の間となるでしょう。

 

2019年 九州北部の梅雨明け時期を予想!

では次に、2019年の九州北部の梅雨明けの時期について考えていきたいと思います。

ズバリ! 2019年の九州地方北部は梅雨明け平年よりも遅くなるでしょう。
その根拠は一体何なのか? 気象庁のデータをもとに解説させていただきたいと思います。

気象庁 九州北部の梅雨明けデータ65年分
気象庁発表による過去68年間の九州北部の梅雨明けの時期のデータを見てみると、最も梅雨明けの早かったのは1994年の7月1日ごろ。逆に最も梅雨明けの遅かったのは2009年の8月4日ごろとなっています。

どちらも68年のデータの中では極端な数値となっていますので、2019年も7月上旬に梅雨明けすることはないでしょう。また、8月にまで梅雨明けがなだれ込むこともないかと思われます。

ちなみに、気になる九州北部の梅雨明けの平均日は7月19日。梅雨明けが例年通りか早めならば初日から快晴の夏休みを楽しめたのですが……。2015年から続くエルニーニョ現象の影響のあった年は46%もの高確率で梅雨明けが遅い傾向にあります。

2015年も梅雨明けは7月29日と遅くなっています。これらのことを考えると、梅雨明けが遅くなるだろうと予想されるのは当然ではないでしょうか?

2019年の九州地方北部の梅雨明けの時期は7月21日から7月27日の間になるのではと考えられます!


九州地方北部の梅雨期間の傾向は?

梅雨入りや梅雨明けの時期も気になりますが、九州地方の経済の中心地でもある福岡県を擁する九州地方北部では、経済が冷え込む長梅雨は御免蒙りたいところ。そんな九州地方北部における2019年の梅雨期間の傾向について、考えていきたいと思います。

九州北部の梅雨期間推移
それでは早速、気象庁から発表されている九州地方北部の過去68年間のデータを見てみたいと思います。過去65年間の九州地方北部において、梅雨の期間が一番長かったのは1954年のこと。その期間、なんと80日間! グラフを見ても分かる通り、突き抜けていますよね!

データを見る限りでは、2019年も梅雨の期間が80日を超えることはおろか、60日を超えるようなこともないのではないかと考えられます。

逆に梅雨の期間が一番短かったのは1978年の23日間。なお、梅雨の期間が30日を切った年は5年のみとなっています。梅雨の期間が長くなってきていること、更には九州地方北部の梅雨期間の平均が43日となっていることを考えあわせると、2019年も30日たたずに梅雨が終わるということはないと思われます。

以上のことから、2019年の九州地方北部は43日から49日間は雨が続くと予想されます。とは言え、九州地方北部は一年を通して降水量は少なめの傾向となっているので、激しい雨が続くようなことはないでしょう。

 

2019年 九州南部の梅雨入り時期を予想!

次に2019年の九州地方南部の梅雨入りについて大予想しちゃいましょう!

九州地方南部に含まれるのは鹿児島県まるごとと、熊本県と宮崎県の南部。ちなみに熊本県の県庁所在地の熊本市は北部となりますが、宮崎県については宮崎市が九州地方南部に含まれています。

気象庁 九州南部の梅雨入りデータ65年分
それでは、気象庁から発表されている過去68年間のデータから、九州地方南部の梅雨入りの時期を予想していきましょう。

九州地方南部のデータにおいて、もっとも梅雨入りが早かったのは1956年の5月1日ごろ。逆にもっとも梅雨入りが遅かったのはその翌年――1957年の6月21日となっています。

たった1年でこれだけの差があるなんて、当時の住民の方も驚いたでしょうね!
しかし、どちらも極端すぎる数値です。よほどのことがないかぎり、2019年も5月上旬や6月後半に梅雨入りするようなことはないでしょう。

では、2019年の九州地方南部の梅雨入りの時期はいつごろなのでしょうか?
九州地方北部では梅雨入りの時期に影響を及ぼしていたエルニーニョ現象ですが、南部では平年通りの年が半数近い46%となっています。

これらのことと、平均の梅雨入りの日が5月31日ごろであることを考え合わせると、2019年の九州地方南部の梅雨入りの時期は5月30日から6月5日の間になると予想されます。

 

2019年 九州南部の梅雨明け時期を予想!

九州地方南部、特に鹿児島県は「台風銀座」という異名を持ち、日本一の台風の上陸数を誇る土地柄でもあります。地元の人はもちろん、観光客にとっても台風に備えるため、梅雨明けの時期には注目するところなのではないでしょうか?

早速ではありますが、気象庁のデータをもとに2019年の九州地方南部の梅雨明けの時期を予想していきましょう。

気象庁 九州南部の梅雨明けデータ65年分
過去68年間の九州地方南部の梅雨明け時期のデータで、もっとも梅雨明けが早かったのは1955年の6月24日。実は6月に梅雨明けしたのは、この一回のみとなっています。ですので、2019年も6月に梅雨明けすることはないと考えて良いと思います。

逆にもっとも梅雨明けが遅かったのは1957年の8月8日。8月に梅雨明けしたのは2回のみとなっていますし、2019年は8月に梅雨明けすることもないでしょう。

ちなみに、九州地方南部の梅雨入りには大きな影響を及ぼさなかったエルニーニョ現象ですが、梅雨明けには影響大! 北部と同じく46%の年において、遅くなる傾向となっています。

65年間の梅雨明けの平均日は7月14日となっていますので、これらのことを考えあわせると2019年の九州地方南部の梅雨明けの時期は7月15日から7月22日の間になると考えられます。


九州地方南部の梅雨期間の傾向は?

九州地方北部の梅雨は1ヶ月半ほど続く傾向にあるようですが、南部における梅雨の期間はどのくらいになのでしょうか? また梅雨の時期にどのような傾向があるのでしょうか?

ここからは2019年の九州地方南部の梅雨期間について予想していきたいと思います。

九州南部の梅雨期間
まずは九州地方南部の梅雨の期間のデータについて、1951年から2015年までの過去65年間の気象庁のデータをチェックしてみましょう。

グラフを見てみると、九州地方南部において梅雨の期間が一番長かったのは北部と同じ1954年の80日間となっています。逆に梅雨の期間が一番短かったのは1964年の21日間です。

その差、2ヶ月近くと大きな差がありますが、60日を超える梅雨の期間は7回しかないうえ、30日未満の年も5回とかなり頻度が少ないことを考えると、2019年の九州地方南部の梅雨の期間が60日を超えることも、30日未満となるようなことはないと考えられます。

さらに、梅雨の期間の平均日数は44日間となっていることから、2019年の九州地方南部の梅雨の期間は45日から51日の間となると予想されます。北部よりも少し長いと思っておくと良いでしょう。また、降水量も南部の方が多いと思っておいて間違いないと思われます。

 

まとめ

2019年の九州地方は、梅雨明けは北部も南部も遅れる傾向にありますが、梅雨入りは南部がほぼ例年通りなのに比べ、北部は早まるか遅くなるかの2択になると考えられます。

ただし、南部は夏に降水量の多い太平洋側気候南海型なので、梅雨が明けても雨には注意してくださいね。