関東地方(東京,茨城,栃木,群馬,埼玉,千葉,神奈川,山梨,長野)の気候は実はちょっぴり特殊! 関東地方のほとんどを占める“関東平野”は山々に囲まれており、関東地方に入ったとたんに天気が違った!なぁんてことも。
そんな関東地方は近隣の地方とは、梅雨入り&梅雨明けの時期が異なることも覚えておかなければなりません。では、2024年の関東地方の梅雨はどうなるのか? 関東在住の方も、関東を良く訪れるという方もすごく気になりますよね~? 当然です!
今回は2024年の関東の梅雨入りと梅雨明けの時期を予想してみました!!
目次
平年の関東の梅雨入り・梅雨明け時期はいつ?
平年の関東の梅雨入り、梅雨明けの時期はいつくらいなのでしょうか?
過去の気象庁のデータを調べてみると、平年の関東の梅雨入りは6月7日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろとなっています。
2024年 関東の梅雨入りは5月28日~6月10日くらい!
五月病も乗り越えて、元気に勉強や仕事に励み始めたと思ったら、すぐにジメジメ梅雨の時期……。でも、あらかじめ心づもりをしていれば、少しは気分も楽なハズ!
過去の関東地方の梅雨入り時期のデータから予想すると、2024年の関東地方の梅雨入りは5月28日~6月10日くらいになる予想です。
2024年の関東地方の梅雨入り時期を予想する際に参考にした、気象庁の73年分のデータはこちらです!
データ出典:気象庁 1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):関東甲信地方
気象庁の1951年から2023年までの関東の梅雨入りの過去データを見ると、一番早い梅雨入りが5月6日ごろ。逆に最も遅い梅雨入りは6月22日ごろとなっていて大きな開きがあります。
とはいえ、5月6日だけがとびぬけて早いので、2024年も5月上旬に関東が梅雨入りする可能性は低いと言えるでしょう。では、関東地方で梅雨入りすることの多い時期は?
――それは6月前半です。
過去73年間のデータを見ても61回(84%)が、6月前半に梅雨入りしています。さらに、梅雨入りの平年時期は6月8日。また、直近の過去5年間では全て6月前半に梅雨入りしています。
2024年 関東の梅雨明けは7月11日から7月25日くらい!
関東地方の梅雨入り時期とあわせて、気になるのが梅雨明けの時期!
過去の関東地方の梅雨明け時期のデータから予想すると、2024年の関東の梅雨明けの時期は7月11日から7月25日くらいになる予想です。
2024年の関東地方の梅雨明け時期を予想する際に参考にした、気象庁の73年分のデータはこちらです!
データ出典:気象庁 1951年以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):関東甲信地方
気象庁の1951年から2023年までの73年間の過去データを見てみますと、最も早い関東の梅雨明けは6月29日ごろで、最も遅い梅雨明けが8月4日ごろとなっています。
8月の梅雨明けは過去73年のうち、たったの5回となっていますので、8月まで梅雨が長引く可能性はかなり低そうです。また、73年間の梅雨明けの日の平年時期は7月19日、直近の過去5年間においては7月中旬が2回、7月下旬が2回、8月上旬が1回となっています。
関東の梅雨期間の傾向は?
できれば早く終わってほしい梅雨!関東の梅雨の長さはどれくらいなのでしょうか?
気象庁の過去のデータを元に、2024年の関東の梅雨期間の傾向を検証してみましょう♪
関東の梅雨の期間は最短で1978年と2018年の23日間、最長が梅雨入りの一番早かった1963年の79日間となっています。3.4倍とかなり大きな差があります。
とはいえ、55日以上の超長梅雨になったのは過去3回のみ。また、2019年から2023年の直近過去5年間における関東の梅雨期間の平均は44日、過去73年間の平均41日間とほとんど変わっていません。例年どおりなら2024年の関東の梅雨期間は38日から44日の間くらいとなるでしょう。
実は「関東が長梅雨になると消費が冷え込む→経済に打撃!」という傾向にあるので、今年の梅雨入りは遅い方が関東にとっては喜ばしいことかも知れませんね。
なお、関東の梅雨の傾向として、梅雨明けが宣言されてからも少しぐずついた天気が続きます。梅雨明けしても、しばらくは折り畳み傘などを携帯した方が安心できると思いますよ♪
まとめ
ジメジメした日が続く梅雨、できれば早く終わってほしいものですね!
夏休み序盤はぐずついた天気になりそうなので、関東地方を訪れるなら、8月に入ってからの方が良いかもしれませんね。カラッと晴れた夏の青空が今から待ち遠しいです♪
以上、2024年の関東の梅雨入り、梅雨明け時期の予想をお届けしました!